「今を大事に生きよう」って、よく聞きますよね。

 

過去にとらわれてても後悔ばかりで変えられないし、

未来を考えすぎても不安ばかりつのってしまったり。

だからこそ「今」を大事に生きることで、

後悔や不安にとらわれにくくなりますよ。

 

とか。

 

いつ死んじゃうか分かんないから、

一日一日を後悔しないように精いっぱい生きよう。

 

とか。

そういう話。

 

ほんと、そうなんですよね。

だから今という瞬間を精いっぱい楽しもう!

 

 

・・・って思ったところで、

それ簡単にできます?

 

僕はちょっと難しいなと思ったんですよね。

 

 

つつがない日常を生きてる中で

「今を一番に」なんてなかなか考えにくいと思うんです。

 

 

例えばさ、

 

電車で移動してる最中とか、

スーパーで夕飯の買い物してる瞬間とか、

歯みがいてる時とか、

 

いちいち、

「今を精いっぱい大切に!楽しんで!」

って、できます?

 

そういう時間を、

 

どう「大事」にするのか、

どう「ちゃんと生きる」のか、

どう「精いっぱい生きる」のか、

 

分かります?

 

僕には、

歯みがきの時間を精いっぱい楽しむやり方は分かりません。

 

逆に、いちいちそんなこと意識しようとしてると疲れちゃう。

 

 

 

でも、一つだけ自分なりに気づいたことがあるんです。

 

「今の自分の時間を、

先々のためのリハーサルにはしたくない」

 

ということ。

 

 

普段、

「こうしておいた方がいいかな」

「もっとこうした方がいいかな」

って思うことって色々あると思うんです。

 

もちろんそれは、

「その方が自分にとって良さそうだから」

なんです。

 

でも、だいたいそういうのって

「今の」自分のためではないんですよね。

 

ということは、

「先々の」自分のための備えってこと。

 

で、「先の自分」って今は存在してないですよね。

 

 

ということは、極端に言ってしまえば

「存在しない誰かのため」にやってるってことです。

 

「今の自分」は、

「存在しない誰か」のためにいるわけじゃないんです。

 

 

なんかそう思ったら、

そんな不明確なものに今の大切な時間を費やそうとか思えないな

って気づいたんです。
 

例えば、

 

今は不快だけど、先々にとっては良さそうだからやっておこう。

今はやりたくないけど、先々必要になりそうだからやっておこう。

今は気が進まないけど、先々後悔したくないからやっておこう。

 

とかそういうの全部、

「存在しない誰か」のためのリハーサルで、

ただの備えとしてやってるってこと。

 

今もし備えのための何かをしてるとしたら、

過去のリハーサルを経て、

今もリハーサルをやってるってことになりますが、

それほど大事な本番はいつ来るんですかね?

 

 

今という時間だって、人生においては本番なんです。

 

 

そう考えたら、

先々のために今の時間をリハーサルにしてしまうのは馬鹿らしい

って思ったんです。

 

 

そういうリハーサルをしたくなってしまうのは、

先々に「良い状態」でいたいからですよね。

 

でも、その「本番」が確実にいつどこにあるって分からない以上、

リハーサルする意味がないんですよ。

 

確実にいつどこで「良い状態」になるのかが分からない以上、

今の時間の「良い状態」を犠牲にする必要はないんですよ。

だって、「本番」で「良い状態」にいたいんでしょ?

人生においては今も「本番」なわけでしょ。
だから、

 

「今の自分が良い状態でいることが大事」

 

なわけです。

 

 

 

よく子供に対して、

「大人になった時に困るからこうしておこう」

って言ったりしますが、

それだって結局不明瞭なことに対するリハーサルですからね。

 

子供の時に嫌な思いをして大人に備えても、

それはいつ来るか分からない本番のために、

今は存在しない誰かのために嫌な思いをしてるってことです。

 

それ、不毛じゃないですかね?

 

 

もし、どうせ嫌な思いをするのであれば、

大人になってからしてもいいじゃないですか。

 

実際にその時になってから困ればいいじゃないですか。

だってその時は「大人」なんだから。

 

子供の時に嫌な思いをするのはいいけど、

大人になってから嫌な思いをするのは良くない、

みたいな理屈は、僕には理解できません。

 

 

それに、

子供の時に嫌な思いをしてでもやっておいたら、

大人になった時に嫌な思いをしないという保証はありません。

 

むしろ、子供の時に感情を押さえつけられてしまう方が怖いです。

 

子供のころの時間は、

大人になった時のためのリハーサル時間じゃないんです。

 

子供というその時期だって「本番」なんです。

 

 

 

まとめると、

子供のころであれ、今であれ、

人生においてはいつでも本番

 

それを、

「不確定なもののための備えのための時間」

にしてしまうのはもったいなさすぎる。

 

しかも、

その備えの時間のために「嫌な思い」をするのは

もっともったいない。

 

 

だから、

「先々に備えなくていい」し、

「嫌な思いをしなくていい」わけです。

 

 

そういう意味で、

「今」を

「大事」に

「楽しく」生きればいいってこと。

 

今を大事に生きる

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